北見地区 石仏巡り(1)


 数十年振りに我が生誕の地「北海道音根湯温泉松山」を訪れました。
 山は伯父が管理しており、昔の面影をほぼ残しているのが大変嬉しく、懐かしい湧き水・そこからの沢・りんごの木・牧草地
 などを思い出に浸りながら丹念に見て廻りました。
 還暦の祝いにと、妹夫婦が「大江本家」に最上階の豪華な部屋を手配してくれていました。
 大江本家には従妹が嫁いでおり、更に従弟がフロントを任されており二重の喜びを感じました。
 早朝、散歩がてらに裏庭を覗いてみると、「大江山平和観音霊場」の幟が立っており、小さな祠と石仏が並んでいました。
 朝飯前の腹ごなしとばかりに、山に歩を踏み入れました。
 


 
     「大江山平和観音霊場」の入り口
    
    祠の中の聖観音      祠の中の十一面観音       千手観音          千手観音
    
       千手観音           千手観音         如意輪観音        十一面観音
        
         更に奥へと続く石仏群               千手観音        如意輪観音
     
     如意輪観音         千手観音          十一面観音         千手観音  
     
    十一面観音           聖観音          十一面観音           馬頭観音 
      
         更に奥へ続く石仏群                 この辺りから如来像が続く
    
      阿弥陀如来           釈迦如来           大日如来           薬師如来
       
         更に奥へ続く石仏群                    この辺りは路もない
    
   横たわる釈迦如来        千手観音          虚空菩薩        横を向く地蔵菩薩
       
       狭い間隔で続く石仏群                    手前は弥勒菩薩   
       
       まだまだ続く石仏群                 この辺で些か不安を覚える
       
      観音像と菩薩像が交互に立ち並ぶ           累々と奥に続く石仏・・この辺りでUターン



 約300mの山道に、100体余の石仏を拝顔して歩きましたが、限りなく累々と立ち並ぶ様には些か疲れを覚えました。
 朝食後即出立の予定があり、断腸の思いで道を引き返しました。 道すがら石仏達を顧みながら、再度の挑戦を誓ったもの
 です。
 石仏は、比較的日の浅いもの・苔生して歴史観のあるもの様々でしたが、一様に彫りが深く見栄えし、剥落した像は見かけ
 ませんでした。
 中には、「横たわる釈迦如来」「横を向く地蔵観音」など珍しい石仏があったり、同種の石仏でも造りとか表情が異なり、
 全く飽きることがありませんでした。