新宿富士塚巡り
新宿区にある6ヶ所の富士塚のうち、4ヶ所は登頂させて頂きました。今回、残る2ヶ所「成子富士」「上落合富士」を登頂すべく計画を立てました。併せて、都営大江戸線都庁前から同中井駅までの石仏・庚申塔を巡るルートを策定しました。
この時期、まだ日差しがキツイので曇りの日を選び決行しました。


都営大江戸線都庁前A5出を出ると、そこは新宿中央公園です。 


   都営大江戸線都庁前駅A5出口            東京都庁



                        新宿中央公園Map


広い水の広場の先に見える新宿ナイアガラの滝の左裏を道なりに進み、西新宿の西側部分を南北に貫く 十二社通り(都道新宿副都心街路第十三号線)に出てしまいました。
十二社通りを右に進むと、熊野神社参道入口がありその先の駐車場に「地蔵堂」がありました。
「地蔵堂」には、地蔵菩薩像が安置されていました。


        水の広場                  園内                十二社通り

       駐車場にお堂                 地蔵堂                 地蔵菩薩像



                  境内Map


熊野神社参道入口に戻り、新宿の総鎮守「熊野神社」に詣でます。
参道の右側には、新宿区指定史跡「十二社の碑」及び江戸消防第九区「纏の碑」などの石碑が配置されています。
鳥居を潜り境内に入ると、左側に「神輿蔵」「手水舎」「神楽殿」が並びます。
正面には、新宿の高層ビルを背景に荘厳な「社殿」が迎えてくれます。


      十二社通りからの参道入口              参道                表参道明神型鳥居 

         纏の碑                十二社の碑            十二社通り側の明神型鳥居
                           嘉永四年(1851)造立

         神輿蔵                 手水舎                  神楽殿

       宗風獅子型狛犬                拝殿
      文化元年(1804)奉納


拝殿の右側には、大田南畝(蜀山人)の書による銘文が刻まれている新宿区指定有形文化財「水鉢」が配置されています。
更に正面に、境内社「大鳥神社」があり、その社殿前には、腹の下がくりぬきになっていない珍しい「狛犬」が配置されています。
右隣には、末社「角筈胡桃下稲荷神社」・小さな神池・「十二社弁財天」と並んでいます。
「弁天社」の脇の植え込みに、池の水質悪化により大量死した鯉を供養する「こひづかの碑」が見えました。


        拝殿の右側               大田南畝の水鉢                同 水鉢
                           文政三年(1820)奉納

        大鳥神社             同 社殿前 和風獅子型狛犬             同 社殿
                         享保十二年(1727)寄贈

      角筈胡桃下稲荷神社           同 社殿前のお稲荷様              同 社殿

           淀橋(淀橋区は現在新宿区)の橋の名残              同 延命陀羅尼二千一百万遍読誦碑
                                              元治元年(1864)造立


      神池と十二社弁財天              同 社殿                こひづかの碑

                拝殿−幣殿−本殿                          東神門



東神門を出て、新宿中央公園側参道を北へ進みます。
西新宿を東西に貫く 北通り(東京都道新宿副都心五号線)に出て左に進むと、直ぐ十二社通りとの熊野神社前交差点になります。
熊野神社前交差点を斜めに渡り、十二社通りを北に向かい一つ目の信号を西に進みます。
先の二差路角にお堂が見えます。


     新宿中央公園側参道             熊野神社前交差点       交差点から新宿中央公園−都庁を望む

      十二社通りの交差点          交差点を左折し路地を直進          途中に久遠寺(閉扉)

        さらに直進               二差路角にお堂



熊野神社から400m、「淀橋庚申堂」がありました。
内部には、「石塔・青面金剛像庚申塔・猿型庚申塔」が安置されていました。
青面金剛像庚申塔の下部三猿像は、左右の「聞か猿」と「見猿」が向かい合っている珍しい形です。
お堂の側面には、「水鉢・石灯篭・三体の地蔵菩薩像」が配置されています。


        淀橋庚申堂                同 内部                  左 石塔
                                               寛文四年(1664)造立

     中央 青面金剛像庚申塔            同 下部三猿像             右 猿型庚申塔と石猿像
    昭和二十九年(1954)造立

      側面の水鉢・石灯篭           同三体の地蔵菩薩像



十二社通りに戻り北へ進みます。
通りの先は、西新宿五丁目北地区防災街区整備事業ということで再開発ビル化が進められていました。
そのため、「正一位伏見稲荷大明神」
は塀で囲われていました。
十二社通りは東西に走る青梅街道に突き当たります。
成子坂下交差点を渡り、青梅街道を東へと進みます。
成子天神下交差点の先のビルの角に、緑に覆われた一角が見えます。


       十二社通りに戻る            再開発ビル工事中             成子坂下交差点

        青梅街道               成子天神下交差点         交差点の角に緑に覆われた一角



淀橋庚申堂から800m、公園のように綺麗に手入れされた「成子子育地蔵尊のお堂」がありました。
ビル群の片隅に隠れるように近代的なお堂の造りです。その為か左程違和感がありませんでした。
境内の右側に、二体の地蔵菩薩像が鎮座していました。


       地蔵堂の側面                 地蔵堂                 手水台

      二体の地蔵菩薩像                堂内               同 成子子育地蔵尊像


成子天神下交差点を渡り東へと進むと、通りに面して寺院名碑が見えます。


     成子天神下交差点を渡る          通りに面して神社名碑



成子子育地蔵尊の右斜め前50m、平安時代前期の創建とされる古社「成子天神社」に着きました。
境内には、新宿区内で最後に築かれた富士塚「成子富士」「成子七福神」などの見所が多くありますので期待大です。


             境内Map


通りから朱塗りの鮮やかな「楼門」までの長い表参道の両側には、区地域文化財の「水準点」七福神の「恵比寿天・大黒天・毘沙門天」及び「手水舎」などが配置されています。


       寺院名碑と参道              古い水準点              七福神1 恵比寿天像

         水鉢               七福神2 大黒天像               明神型鳥居 

       天満宮の石の扁額           七福神3 毘沙門天像               手水舎

         楼門                  同 雷神像                同 風神像


楼門を潜った先の境内は綺麗に整備されており、銅製の「撫牛像」一対の「和風獅子型狛犬」新宿区指定有形民俗文化財の「7個の力石」などが配置されています。
正面の石段の先には、平成26年に造営された鉄筋コンクリート製の赤と白を基調としたガラス張りの「拝殿」が聳えています。


         境内                  撫牛像                一対の石灯篭

       和風獅子型狛犬                拝殿
      明治三十七年(1830)奉納

   新宿区指定有形民俗文化財 力石           同 拡大画像


境内の左側には、「神楽殿」七福神の「弁財天」及び境内社の「大鳥神社」・「大神宮」・「鳴子稲荷神社」・「水神宮」が並んでいます。水神宮の前には、三囲鳥居に囲われた井戸がありました。
更に 西参道に繋がっていて、参道の途中には頭頂部に凹みがある「かっぱ狛犬」と呼ばれている「狛犬」が配置されていました。


       神楽殿                七福神4 弁財天像

        大鳥神社                大神宮 明神型鳥居               同 社殿

      鳴子稲荷神社 社殿                     同 社殿前のお稲荷様

       水神宮 社殿             同前 三囲鳥居に囲われた井戸

      西参道 明神型鳥居             同 和風獅子型狛犬            同 頭頂にくぼみが
                           安永四年(1775)奉納

その先(拝殿の左側)には、北参道が延びています。
北参道には、七福神の「福禄寿・寿老人・布袋尊」が配置されています。


      北参道の境内側              七福神5 福禄寿像               北参道

      七福神6 寿老人像             七福神7 布袋尊像            北参道入口 明神型鳥居

北参道の中ほどに、富士山信仰の象徴「浅間神社」があります。
境内には、東日本大震災までは山頂に建っていた浅間神社の主祭神「木花咲耶姫命像」が祀られています。


     浅間神社 明神型鳥居              同 境内                  同 水鉢

      同 一対の石灯篭             同 木花咲耶姫命像               同 社殿


浅間神社の前は 新宿区指定文化財史跡「成子富士塚」で、夜間閉扉の入口が開いていました。
富士塚の高さは約12m、区内では最大規模のもので本物の富士山の溶岩を用いて造られています。
狭く傾斜も急でけっこう危険な登山道で、山頂近くになると小さな子供や高齢の方は登頂禁止の看板があります。
6合目辺りからしっかりした手摺(アングルの柱にステンレス製の鎖)が張り巡らされていますが、足下に気をつけないとかなり危険です。
富士塚特有の石碑などはあまり見当たらなかったのですが、富士登山の醍醐味は味わうことが出来ました。


       登山道入り口                 石碑             1合目辺り 比較的なだらか

     3合目辺り 二股路を右へ         5合目辺り 急勾配の石段        この辺りから浅間神社を望む

       石祠が見える             6合目辺り 手鎖が必要     7合目辺り 幼児や高齢は登頂禁止の看板

         山頂                  同 石祠             山頂北東側 眼下に浅間神社

    山頂南側 近くにマンション          山頂北側 駐車場           山頂南東側 成子天神社の社殿

      下山はこちらから           急勾配 手鎖があっても怖い         6合目辺り 少しなだらか

      柵の外から見上げる            富士塚の全容



北参道を抜けて進むと、東京都道4号東京所沢線の信号に出ます。
信号を渡り西へ進みます。


     北参道を抜けて直進           東京都道4号東京所沢線             西へ直進



成子天神社から300m、道路に挟まれた三角形の角に「淀橋咳止地蔵尊のお堂」がありました。
堂内には、大小二体の地蔵菩薩塑像が安置されています。
また、お堂の左側道路に面し「新宿村スタジオ稲荷神社」が祀られていました。
興行の無事と成功を祈って、隣接する東京都内最大級のレンタルスタジオ「新宿村スタジオ」が建立したもののようです。


      二股路の角にお堂            淀橋咳止地蔵尊堂

     堂内 二体の地蔵菩薩像           左 地蔵菩薩像               右 咳止地蔵尊像

お堂左側道路沿いに新宿村スタジオ稲荷神社         同 社殿                新宿村スタジオ



地蔵堂の右側、新宿村スタジオの裏側に併設された劇場・イベントスペース「新宿村LIVE」を通り抜け進みます。
ジグザクに進むと神田川に架かる「栄橋」に出ます。
神田川を渡り(神田川を渡ると中野区です)直ぐの角を右折し、小淀東通りを進むと朱の鳥居が見えます。



       新宿村LIVE             通りの先辺りからジグザグ            橋が見える

     神田川に架かる栄橋           橋を渡った直ぐの角を右折       小淀東通りの先に鳥居が見える



淀橋咳止地蔵尊から500m、「小淀東町会 稲荷大明神」がありました。
境内には「弁財天の石碑」があり、合祀されているものと思われます。


     稲荷大明神 明神型鳥居              同 社殿

       同 合祀の小堂              同 堂内 弁財天の石碑



小淀東通りを更に進むと信号が見えます。
交差点を右折し大久保通りを進むと、再び神田川に出ます。
神田川iに架かる「末広橋」の遊歩道横の公園に、「神田川歌碑」がありました。
ここから先は、神田川沿い遊歩道のをウォーキングを楽しみます。
次の「柏橋」では、中野区側の遊歩道を歩きます。
新開橋」からは、桜の季節はさぞかし見事であろうなと川面を眺めて新宿区側の遊歩道を進みます。
万亀橋」からの遊歩道には、ベンチや運動用の鉄棒などが配置され憩いの場となってるようです。


       小淀東通り              大久保通りとの交差点

        末広橋                橋からの神田川               神田川歌碑

         柏橋                中野区側の遊歩道

        新開橋                橋からの神田川             新宿区側の遊歩道

        万亀橋                橋からの神田川



やがて、JR中央線・総武線が走る「神田川橋梁」が見えます。位置的には、左岸側の東中野駅と右岸側の大久保駅との間になります。
橋梁を潜って直ぐ、植え込みの先に赤い幟が見えました。
植え込みを回り込むと「柏木不動堂」があり、神田川の改修工事の際に川から掘り起こされたと言われる「柏木不動尊」が祀られていました。小淀東町会 稲荷大明神から850m北上しました。


       神田川橋梁               赤い幟が見える

    回り込むとお堂が見える             柏木不動堂                同 不動明王像



次の「大東橋」からは、神田上水公園と呼ばれ流水も設けられた遊歩道となっています。また、植え込みに隠れて、水源からと隅田川からの距離が表す「里程標」があり「みなもと↓14q/すみだがわ↑10q」と表記されていました。
南小滝橋」も、神田上水公園が続いていて石の造形物が点在していました。
次の「亀齢橋」で、神田川と別れて北西に向かいます。


        大東橋                橋からの神田川

       神田上水公園            夏は水場となるのでしょう             里程標

        南小滝橋               橋からの神田川               造形物が点在

        亀齢橋                橋からの神田川              橋を渡って北西へ



亀齢橋を渡り、直ぐの角を右折します。
暫く進むと、朱の鳥居が見えました。


    橋を渡って直ぐの角を右折            北東へ進む                鳥居が見える



柏木不動尊より600m、「瀧山稲荷神社」がありました。
急勾配の石段を上がると、新(昭和)旧(大正)二対のお稲荷様が鎮座しています。
明神型鳥居の先に「社殿」が見えます。


       神明型鳥居                急勾配の石段

                 二対のお稲荷様                         明神型鳥居

     社殿前 一対の石燈籠                 社殿                  神輿蔵(?)



更に進むと、早稲田通りと交差する落合水再生センター前交差点に出ました。
早稲田通りを西へ 二つ目の角を右折し、上落合会館通りを進むと木がこんもりと茂った一角が見えます。


      進む先に交差点            落合水再生センター前交差点            早稲田通り

      上落合会館通り              木が茂った一角



瀧山稲荷神社から300m、源義家が奥州征伐の際に戦捷祈願したと伝えられている古刹「月見岡八幡神社」に着きました。
神社の境内は、併設されている八幡神社愛育園の園庭と兼用になっているため閉扉されていました。
目的であった、区内最古という新宿区指定文化財の「宝篋印塔型の庚申塔」及び「上落合富士塚」は、全く見ることがかないませんでした。


     神社名碑と明神型鳥居          鳥居前 宗風獅子型狛犬             富士塚の辺り
                          慶応元年(1865)建立


12月1日(日)10時〜10時20分

後日 神社にお電話をし確認したところ、「幼稚園が休日の場合、神社の参拝及び富士塚も登頂できます。門を開けてお入り下さい」とのこと。早速伺わせていただきました。
閉じられている鉄柵の内側の錠を外し、境内に入らせていただきます。
境内の左側には、鉄柵で覆われている「手水舎」「神楽殿」「南参道」があります。
右側には、「百度石」があり幼稚園の社屋になっています。
正面には、堂々と「拝殿」が園庭を見守っています。


     神社名碑と明神型鳥居           鉄柵で囲われた手水舎             神楽殿

        南参道                  百度石                 幼稚園社屋

       一対の石燈籠                 拝殿


右手には、境内社「天祖神社」「北野神社」「足王神社・道祖神社」が軒を並べて配置されています。


        社殿右奥              天祖神社 神明型鳥居               同 社殿

        北野神社                 同 社殿

      足王神社・道祖神社           同 和風獅子型狛犬                同 社殿
                          享保六年(1721)造立


左側には、境内社「笑福稲荷神社」とその奥に区内最古という新宿区指定文化財の「宝篋印塔型の庚申塔」があります。
笑福稲荷神社の右隣りに、富士塚を祀る「浅間神社」があります。


        社殿左側             笑福稲荷神社 明神型鳥居               同 水盤

    同 ドックレッグした参道             同 お稲荷様                同 社殿

       庚申塔のお堂            同 宝篋印塔型の庚申塔
                          正保四年(1647)造立

        浅間神社                 同 社殿


浅間神社の右横を抜けると、「上落合富士塚」がありました。
ここも鉄柵で囲われていますが、園児が入り込まないように注意しているのでしょう。内側の錠を開いて中に入らせていただきました。
この富士塚は、大塚という古墳を利用して造られたものということで高さは6mほどあります。
登山道上り口の脇には「3匹の母子猿の石像」が、下り口には「烏天狗の石像」が配置されています。
登山道は、ボク石がふんだんに使用されて路が狭いこともあり迫力に溢れています。
狭い間隔ながら、1合目〜9合目まで合目石が配置されていました。
7合目辺りに「小御嶽石尊大権現の碑」があり、その左右に「烏天狗の石像」「大天狗の石像」が立っています。
狭い頂上には、珍しく木造の「奥宮」が配置されています。
下山道は、狭くかなり急勾配でボク石を伝って下りました。




      富士塚入口に鉄柵           入口の左側に献燈の石碑             右側に水盤

     登山道上り口脇に猿像            同 3匹の母子猿像

         登山道上り口             一合目石・二合目石              富士講の碑

      合目石が並ぶ登山道             三合目石・四合目石               五合目石 

        頂上を窺う               六合目石・七合目石 

      石像・石碑が見える            同 烏天狗像・大天狗像           同 小御嶽石尊大権現の碑

        頂上間近                八合目(?)・九合目                頂上

        同 奥宮                頂上より 七合目辺り            同 富士塚入口辺り

        同 本殿                   同 拝殿                 同 下山口

       険しい下山道              急勾配の下山道                石碑

     下山口から頂上を窺う             下山口の烏天狗像                同 拡大画像



神社の横を回り、塀越しにでも富士塚の一辺でも拝めないものかとウロウロしていたところ、狭くなった路地の突き当りに石仏が見えました。
粗い彫りでかつ左手が欠けているので判別が難しいですが、「聖観音像」のようです。


     急に狭くなった路地            突き当りに石仏                同 聖観音像
                                              寛文十二 年(1672)造立



上落合会館通りを少し戻り右折し、落合第二小学校の脇を進みます。
ジグザグ西へ進むと、やが 山手通り(都道317号環状六号線)の交差点に出ます。
広い通りに面して、寺院名碑が見えます。


        西へ進む               落合第二小学校

        交差点                  山手通り



月見岡八幡神社から500m、。御府内八十八ヶ所霊場の第24番札所「高天山大徳院最勝寺」に着きました。
境内左側の墓地入り口に、種々の石碑・石仏が配置されていました。


        寺院名碑                  境内                  墓地入口

      墓地前 弘法大師の石碑            同 地蔵菩薩像              同 聖観音菩薩坐像

     同 馬頭観世音の石碑         同 弘法大師の石碑・十一面観音像         三界萬霊の一角
     明治三十九年(1906)造立       明治二十八年(1895)・元禄五年(1692)造立

     同 左から 千手観音像             同 地蔵菩薩像              同 聖観音菩薩像
     正徳四年(1714)造立

      同 三界萬霊の石碑            同 馬頭観世音の石碑             同 愛染明王像
     明治二十六年(1893)造立         明治三十四年(1901)造立           慶応三年(1867)造立


正面の「本堂」の左側には「大師堂」があり、本堂の前には溶岩窟の中に「七福神像」が祀られています。


        大師堂                   本堂                  宝塔

        七福神              左より (弁財天の)蛇像           同 弁財天像・毘沙門天像

   同 福禄寿像・布袋像・寿老人像         同 大黒天像・恵比寿天像           同 如意輪観音像

        境内の石燈籠1              境内の石燈籠2              境内の石燈籠3

       五層の石塔               十三層の石塔               同 土台の四方佛


山手通り 最勝寺の塀沿いに二基の道標石碑が配置されています。
寺院名碑の右側「に弘法大師二十四番の石碑」があります。道標になっているようで、左側面には「従是四谷北町和光院ニ11町」、右側面には「従是新町多聞院ニ1町」と陰刻があります。
最勝寺の塀沿いに進むと、「弘法大師の石碑」があります。道標になっているようで、右側面には「右新井薬師/新高野山」、左側面には「左中野宝仙寺/上落合福宝軒支店」と陰刻があります。


         塀際に石碑            弘法大師二十四番の石碑(道標)           同 左右側面は道標
                            安政五年(1858)造立

       塀沿いに石碑             弘法大師の石碑(道標)            同 左右側面は道標
                         明治二十八年(1895)造立



山手通りを北へ100m進み、予定の通り12時に都営大江戸線平井駅A1地上入口に着きました。


        山手通りを往く          都営大江戸線平井駅地上入口




4,500m強の工程でしたが、1,400mほどは神田川沿いの遊歩道をのんびりとウォーキングしましたので.、気分的に余裕がありました。
今回目的の「成子富士」は登頂できましたが、「上落合富士」は月見岡八幡神社と兼用になっている八幡神社愛育園が開園されていましたので神社裏の富士塚は拝観することもかないませんでした。
後日、神社に電話をしてお伺いしたところ、日曜日は拝観可能とのご返事をいただきました。
区内最古という新宿区指定文化財の「宝篋印塔型の庚申塔」もぜひ拝観したいので、近々再訪問する予定です。