湯河原石仏巡り2 |
昨年秋に引き続き、湯河原の石仏を巡りに「ニューウェルシティ湯河原」にやってきました。 今回は、駅裏の「城願寺」を主に「産土八幡神社」「不動滝」を周ります。 5月6日(水)13時30分〜16時00分 晴れ 駅前に聳え立つ土肥実平公と婦人の銅像を見ながら、駅裏山の「土肥一族」の墓へと向かいます。 JR湯河原駅周辺が土肥館だったということらしいです。 ![]() ![]() 湯河原駅 土肥実平公と婦人の銅像 線路沿いに北東へ進みます。 やがてJR東海道線のガードに出ますが、先に右折し神社参りをします。 ![]() ![]() ![]() 線路沿いに進む 右折した路 神社の石垣 駅から250mで、村社「産土八幡神社」に着きました。 一之鳥居の右空間には、二基の「単体僧形の伊豆型道祖神」と「百番供養塔」「南無阿弥陀佛の石碑」が祀られ ています。 左空間には、三基の石祠と「文字庚申塔」が祀られています。 ![]() ![]() 明神型一之鳥居と神社名碑 鳥居右側 石灯籠 ![]() ![]() ![]() 鳥居右側 石仏群 同 二体の地蔵菩薩像 同 百番供養塔 文化八年(1811)造立 ![]() ![]() ![]() 鳥居左側 石造群 同 三基の石祠 同 文字庚申塔 寛政二年(1790)造立 ![]() ![]() ![]() 明神型二之鳥居 手水舎 リアルな龍の吐水口 ![]() ![]() ![]() 境内 拝殿 宋風獅子型狛犬 来た道を西へと戻り、ガードを潜ります。 車一台が通れる程度のガードは、結構人と車の往来がありこの間の50mはスリル満点です。 急坂を上っていくと、城願寺参道の石柱と案内板が見えてきます。 これに従い左折し更に進むと、寺院名碑が見えました。 ![]() ![]() ![]() HR東海道線のガード ガード内 急坂を上る ![]() ![]() 城願寺参道の石柱と案内板 寺院門碑 産土八幡神社から250mで、土肥実平の菩提寺「萬年山城願寺」に着きました。 参道を上り、阿吽の仁王像に守られる「仁王門」を潜ります。 ![]() ![]() ![]() 寺院門碑 参道 参道に馬頭観音の石碑 ![]() ![]() 仁王門 阿吽の仁王像 ![]() ![]() ![]() 仁王門左脇に六地蔵の小堂 同 六地蔵像 キリシタン灯篭 ![]() ![]() ![]() 如意供養塔 同 聖観音像 同 供養塔の石碑 ![]() ![]() ![]() 石仏群 同 地蔵菩薩像と無縁塔 同 生類等塔 更に参道の石段を上ると、びゃくしんの大樹に守られるかのように又もや寺院門碑が現れます。 境内には、かながわの銘木100選「城願寺のびゃくしん」とか縁結びの樹「なぎの木」が聳えています。 境内の左側には、「鐘楼」「文殊堂」が配置されています。 右側には、石橋山の戦いで源頼朝と共に逃げのびた頼朝七騎が祀られた「七騎堂」が配置されています。 ![]() ![]() 樹齢800年のびゃくしん 寺院門碑 ![]() ![]() ![]() 境内 縁結びのなぎの木 石塔 同 聖観音菩薩座像 ![]() ![]() ![]() 線彫りの淮胝観音像 釣鐘堂 十三層の石塔 ![]() ![]() ![]() 実平腰掛け石 頼朝腰掛け石 苔むした蹲 ![]() ![]() 青銅の子育地蔵像 同 拡大画像 ![]() ![]() ![]() 七騎堂 文殊堂 本堂 案内板に従い、本堂左の墓地に入ります。 墓地からは、相模灘が一望できます。 広さが10坪ほどの神奈川県指定文化財「土肥一族墓所」には、六十六基の墓石が立ち並んでいます。 一つの墓所に、色々な墓型が揃っているのが見られるのは、関東地方では珍しく貴重なもののようです。 ![]() ![]() ![]() 墓地の中に案内掲示 墓地より相模灘を臨む 土肥一族墓所 ![]() ![]() ![]() 正面中央の大型墓石 左側の墓石群 右側の墓石群 ![]() ![]() ![]() 宝篋印塔 宝篋印塔 宝篋印塔 永和元年(1375)造立 ![]() ![]() ![]() 五重石塔 地蔵菩薩像と変形の五輪塔 線座元塔(?) 嘉元二年(1304)造立 千歳川を西へ、本日の宿「ウェルシティ湯河原」へと向かいます。 ![]() ![]() 千歳川 途中に石造群の一角 途中、東海道新幹線高架付近の川沿いの一角に、苔むした「馬頭観音座像」と五基の「馬頭観世音の石碑」を 見かけました。 ![]() ![]() ![]() 石造群 同 馬頭観世音像 同 五基の馬頭観世音の石碑 城願寺から宿までは2,800m程度のウォーキング、腹ごなしには丁度よい運動でした。 ![]() 千歳川沿いのウェルシティ湯河原 時間が早いので チェックインを済ませてから、バスで直ぐの「不動滝」を観に行きます。 バス停斜め前の駐車場脇に「不動滝」の案内板が見えます。 案内板に従い、緩やかな石段を登って行きます。 やがて、落差約15mの不動滝があらわれました。 右側には「出世不動尊」が祀られています。 更に、鳥居に続く石段を上がると「出世大黒尊」がありました。 社殿からは、滝の左側に「身代わり不動尊」(立入り禁止)が遠望できます。 ![]() ![]() ![]() 不動滝の入口 石段の先に滝 不動滝 ![]() ![]() ![]() 出世不動尊の石碑 出世不動尊 同 不動明王像 ![]() ![]() 出世大黒尊 神明型鳥居 同 社殿前 宋風獅子型狛犬 ![]() ![]() ![]() 同 社殿 同 社殿内 社殿から身代り不動尊を遠望 ![]() ![]() ![]() 身代り不動尊 観音の覆屋 同 観音像 5月7日(木)5時30分〜6時20分 薄曇り 早朝、宿近くの寺院へ巡拝しました。 千歳川を挟んで両サイドは山です。 朝一の急坂上りは、些か想定外でした。 坂の途中からは湯河原市街が一望でき、晴れていれば相模湾が眺望できそうです。 ![]() ![]() ![]() 早朝の千歳川 県道75号線 湯河原市街 県道102号線を南へ上ると、道路沿いに「肥田山保善院笹子寺」の寺院名碑が見えます。 参道の途中に、三体の石仏を納めた小堂がありました。 又、参道横の駐車場の片隅に小さな墓所があり、三体の石仏が祀られていました。 ![]() ![]() ![]() 寺院名碑と参道 参道途中に小堂 同 三体の石仏 ![]() ![]() ![]() 同 馬頭観音像 同 地蔵菩薩像 同 不動明王像 ![]() ![]() ![]() 参道裏の駐車場一角に墓所 同 墓所 同 三体の石仏 ![]() ![]() ![]() 同 阿弥陀如来坐像 同 釈迦如来立像 同 聖観音菩薩坐像 参道は更に続き、寺院名碑の先に山門が見えました。 本堂の左横に「地蔵菩薩像」「六地蔵の小堂」があり、墓地へと続いています。 ![]() ![]() ![]() 法華千部塔 寺院名碑 山門 ![]() ![]() ![]() 常磐津家元.三蔵を追悼する三味線塚 十三層の石塔 宝篋印塔 ![]() ![]() ![]() 京都画壇の巨匠竹内栖鳳縁りの一角 栖鳳の筆塚 栖鳳の爪を埋めた徒免(.爪 )塚 ![]() ![]() ![]() 鐘楼 本殿 本堂の左横に小堂 ![]() ![]() ![]() 地蔵菩薩像 六地蔵の小堂 同 六地蔵像 ![]() ![]() ![]() 慈母観音像 同 拡大画像 三界萬霊の石碑 保善院は、朝の散歩がてらに寄らせて頂いたのですが、結構見所があってじっくりと拝観させていただきました。 「不動滝の身代り不動尊」「ししどの窟の土肥椙山巌窟内観音像群」「椿寺の縁結び観音」などは、別の機会に企画 したいと思います。 ![]() |