江戸川区富士塚巡り4(小岩富士) |
江戸川区の富士塚最後の登攀となる「小岩富士塚」巡りを計画しました。 予定の行路周りに寺院・神社などがありませんので短時間で廻り終えることが出来そうです。 と云うことで、総武線一つ手前の葛飾区の「新小岩富士塚」にも立ち寄ってみたいと思います。 9時40分に、総武線小岩駅南口に降りました。 改札を出るなり、地元出身力士の「名人横綱 栃錦像」が出迎えてくれました。 田子ノ浦部屋が最寄り駅のためか、浴衣・ちょん髷姿の力士たちと度々出会いました。 駅横の飲み屋街を抜けて、総武線高架下を延々と東北東に進みます。 突き当りを右折し、少し行くと道路の右手に鳥居が見えます。 ![]() ![]() ![]() 名人横綱 栃錦像 小岩駅南口 ロータリーを左へ ![]() ![]() ![]() 駅横飲み屋街を行く 柴又街道と交差 突き当りを右折 ![]() 右前方に神社 駅から800mで、小岩の総鎮守「小岩神社」に着きました。 鳥居をくぐると、「神門」の左前に溶岩で組まれた手水鉢の「手水舎」と古い「小岩神社の寺院名碑」が配置されています。 神門をくぐった境内の左側に「富士塚」、右側に「神楽殿」、正面に権現造りの「拝殿」があります。 ![]() ![]() ![]() 前景 神明型鳥居 神門 ![]() ![]() ![]() 手水舎 同 手水鉢 奉納御供水の石碑 ![]() ![]() ![]() 小岩井神社の石柱 境内左側 富士塚 境内右側 神楽殿 ![]() ![]() ![]() 神楽殿 拝殿前 和風獅子型狛犬 拝殿 拝殿の左側には、境内社の「三峯神社」「日枝神社」小岩地区の戦歿者をまつる祀る「和魂神社」「水神社」が配置されています。 三峯神社には、撫でると足の怪我や病気などが平癒すると言われている「わらじ石(撫で石)」が据えられていて、その横には奉納用のわらじも販売されていました。 日枝神社の横には、なぜか富士山の神の使い「サルの石像」が配置されています。サルが担いだカゴの中には見ざる言わざる聞かざるの小猿が入っていました。 また、3個の「力石」が2個所に配置されています。 ![]() 拝殿左側 ![]() ![]() ![]() 三峯神社 神明型鳥居 同 社殿の覆屋 同 社殿 ![]() ![]() 同 社殿前 わらじ石(撫で石) 同 わらじ奉納の覆屋 ![]() ![]() ![]() 日枝神社の一角 同 石祠 同 石猿像 ![]() ![]() 拝殿脇 石灯篭 同 三個の力石 ![]() ![]() ![]() 和塊神社 神明型鳥居 同 神社名碑 同 手水鉢 ![]() ![]() ![]() 同 一対の石灯篭 同 一対の和風獅子型狛犬 同 社殿 ![]() ![]() ![]() 本殿 本殿脇 三個の力石 本殿左奥 ![]() ![]() ![]() 水神社 神明型鳥居 社殿の覆屋 同 社殿 拝殿右側には、境内社の「稲荷神社」が配置されています。 ![]() 拝殿右側 ![]() ![]() ![]() 稲荷神社 神明型鳥居 同 朱の明神型鳥居 同 社殿前 一対のお稲荷さま ![]() 同 社殿 境内の左側に、「小岩の富士塚」があります。 高さ約1.5mのこんもりとボク石に包まれた塚で、石段を6段ほど登った頂上はほぼ平坦な庭園型の富士塚です。 登山口の鳥居の左右には、一対の「狛犬」が配置され、左側に「道祖神社の石祠」が配置されています。 登山道の両側には、富士講関連の石碑及び力石が配置されています。 頂上には、大きな石の裏側に「浅間神社の石碑」が祀られています。 富士塚の周りにも、「池沼壱畝二十四歩奉納碑」「力石」や「胎内」を石で塞いだような様な箇所もあります。 ![]() ![]() ![]() 登山口 明神型鳥居 同 一対の宗風獅子型狛犬 同 道祖神社の石祠 ![]() 講碑と力石に導かれる登山道 ![]() ![]() ![]() 登山道左側 四基の講碑 同 登山三十七度大願成就碑 同 黒熊石 ![]() ![]() ![]() 登山道右側 石灯篭奉納碑 同 力石と亀石 同 登山三十三度大願成就碑と講碑 ![]() 同 登山拾五度碑と講碑 ![]() ![]() ![]() 頂上付近 頂上 浅間神社碑 同 登山口方向 明治十四年(1881) 造立 ![]() ![]() 塚の右側面 同 力石 ![]() ![]() 塚の背面 同 胎内を塞いだような個所 ![]() ![]() 塚の左側面 土台をブロックで固めている 同 池沼壱畝二十四歩奉納碑 戻りは、サンロードを目指し南へ向かいます。 サンロードを西へ、行きと同じ800mかかり10時20分に総武線小岩駅南口に戻ってきました。 ![]() ![]() ![]() 南へ向かう ゼラニュームが賑やか サンロード 小岩区民館 ![]() ![]() ![]() 同 柴又街道との交叉点 同 太陽マークのゲートが見える 小岩駅南口 ![]() 小岩→ ![]() 10時25分に、総武線新小岩駅南口を通過しました。 末広商店街を東北東に進み、小松橋の高架下をくぐり更に直進します。 一方通行の狭くなった道を進み、突き当りを右折すると斜め前に神社が見えます。 ![]() ![]() ![]() 新小岩駅南口 末広商店街に向かう 東北東に進む ![]() ![]() ![]() 変速三差路 小松橋の高架 道が更に狭くなる ![]() ![]() 突き当りを右折 神社が見える 駅から1,000mで、旧下小松村鎮守の「下小松天祖神社」に着きました。 神明造りの「拝殿」に至るまで、二対の「狛犬」が配置されています。 拝殿の左横には、軍人紀念碑の足元に、二個ずつ二組の「力石」と「境内社五社の石祠(富士浅間神社・水神社・鹿島神社・稲荷神社・北野神社)」が配置されています。 拝殿の左奥には、簡素な富士塚が見えます。 ![]() ![]() ![]() 前景 明神型鳥居 神社名碑 ![]() ![]() ![]() 一対の石灯篭 手水舎 同 手水鉢 ![]() ![]() ![]() 参道 一対の宗風獅子型狛犬 拝殿前 一対の宗風獅子型狛犬 拝殿 ![]() ![]() ![]() 拝殿の左側 同 二個の力石 同 二個の力石 ![]() ![]() ![]() 境内社五社の石祠 拝殿の左奥に富士塚 同 本殿 「新小岩の富士塚」です。 全体を大きな石で組まれた1.5mほどの塚で、石段を5段ほど登ると頂上です。 頂上には「浅間神社の石祠」があり、唯一富士塚を表しています。 ![]() ![]() ![]() 登山道 頂上 石祠 同 裏に石碑(?) ![]() ![]() ![]() 同 登山口方向 塚の右側 塚の左側 来た道を引き返す形で、西南西に戻ります。 変速三差路を左折し直ぐの二又路を右折すると、左側に神社が見えます。 ![]() ![]() ![]() 変速三差路を左折 二又路を右折 神社が見える 下小松天祖神社から650m、「於玉稲荷神社」に立ち寄りました。 神社名碑の背後に、「江戸へ近し」の陰刻がある「道標石」が隠れていました。 朱で彩りされた階段手すり~社殿は、華やかで目を惹きます。 大鳥造りの「拝殿」横の「神楽殿」には、ガラス越しに神輿が展示されているのが見て取れます。 拝殿への階段は、段数が多く急で年寄りにはキツイものがありました。 境内左側の鳥居の奥に、ボク石に囲われた龍吐水の「手水鉢」が配置されています。 ![]() ![]() ![]() 明神型鳥居 神社名碑 道標 ![]() ![]() 境内 拝殿 ![]() ![]() 神楽殿 神輿が見える 拝殿からの鳥居方向 ![]() ![]() ![]() -------------------------------------------------------- 石灯篭 ------------------------------------------------------- ![]() ![]() ![]() 力石 神明型鳥居 手水鉢 南へ突き当りの角を右折し少し進むと、空地の奥に三基の石碑・石祠が見えます。 ![]() ![]() 南へ進む 石碑・石祠が見える 新小岩天祖神社の末社「武蔵御嶽神社・出羽三山神社・道祖神」が祀られています。 ![]() ![]() ![]() 三基の石碑・石祠 同 出羽三山供養碑・道祖神の石碑 同 武蔵御嶽神社の石祠 左) 文政十年(1827) 造立 道を戻り、直ぐの角を左折し西へ進みます。 暫く進んだ角を左折すると、覆屋が見えました。 ![]() ![]() 西へ進んだ角を左折 覆屋が見える 「浄願寺水子地蔵の覆屋」が建っています 一心山浄願寺は移転していますが、青銅の「水子地蔵像」が安置されているようです。 ![]() ![]() 浄願寺水子地蔵の覆屋 同 拡大画像 次の角を右折し西へ向かうと、行きに通った末広商店街に出ます。 末広商店街を西へ進むと、駅前の新小岩二丁目交叉点に出ます。 於玉稲荷神社から750m、11時20分に総武線新小岩駅南口に戻ってきました。 ![]() ![]() ![]() 西へ向かう 末広商店街に出る 新小岩二丁目交叉点 ![]() 新小岩駅南口 今回は、小岩富士ルート1.6Km+新小岩富士ルート2.4Km=4Kmの行程でした。 江戸川区で最後になる小岩富士塚と、葛飾区で最初の新小岩富士塚を短時間で巡ることが出来ました。 次は、葛飾区の富士塚巡りを計画したいと思います。 ![]() |