北見寺院 石仏巡り(4)


「北海道三十六不動尊霊場」は、明治維新以降の開拓の歴史とともに建立され、地域の人々の篤い信仰を集めた寺院が札所で、北海道全域にまたがる平成元年(1989年)開創の新しい霊場です。
第1番札所旭川市「眞久寺」に続き、今回は北見市内にある第12番札所「成田山真隆寺」を巡ります。


北見仁頃街道に面して真隆寺の寺院名碑が建っています。
参道の石段の両側には、不動様の眷属 (従者)「三十六童子不動尊」が並んで配置されていました。



         寺院名碑                 参道                  左の童子不動尊

         右の童子不動尊         無垢光童子 不動恵童子 矜迦羅童子     羅多羅童子 召請光童子 智慧幢童子

    持堅婆童子 獅子慧童子 伊醯羅童子     仏守護童子 大光明童子 法挟護童子     宝蔵護童子 虚空護童子 僧守護童子 
    波利迦童子 普香王童子 戒光慧童子     制叱迦童子 光網勝童子 計子爾童子    質多羅童子 不思議童子 波羅波羅童子 
   獅子光童子 阿婆羅底童子 利車毘童子     因陀羅童子 小光明童子 法守護童子     金剛護童子 虚空蔵童子 吉祥妙童子 
    妙空蔵童子 善爾師童子 烏婆計童子

石段を上った境内には、「子育て地蔵菩薩像」「さざれ石」が配置されています。


        子育て地蔵菩薩像                水舎                  さざれ石

         本堂                青銅の弘法大師像          

本堂の左側に、沢山の石仏を安置する小堂がありました。


       石仏を安置する小堂              左側の石仏              同 二体の地蔵菩薩像

        同 不動明王像            同 観音像・馬頭観音菩薩像           同 二体の地蔵菩薩像

        同 不動明王像               右側の石仏                 同 地蔵菩薩像

        同 薬師如来像            同 二体の地蔵菩薩像             同 大日如来像

     同 地蔵菩薩像と巡礼像            同 子育て地蔵像



珍しく「三十六童子不動尊」が拝観できるというので、鑑賞に伺いました。
石段の両サイドに 平成7年造立の真新しい童子像が、1番から36番まで順序正しく配置されていました。
石仏鑑賞というより、「三十六童子不動尊」の教本のようで参考になりました。




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