旭川寺院 石仏巡り(2)

 昨年、市内の主たる寺院を巡りましたが、今年も見落した寺院の石仏散策を早朝ウォークのポイントとしました。

 旭川は川の街として有名です。 市内には759本の橋がかけられ、石狩川・忠別川・牛朱別川・美瑛川 の四大河川と大小
 131本もの河川を有します。
 今までは、当たり前のようで関心もなかったものですが、今回市内を流れる四川と幾つかの橋も散策ルートに入れ、改め
 て川の街を実感しようと思います。



  2007年06月14日(木) 05:00〜06:30 晴れ


 「秀雲山叡福寺」 旭川市3条16丁目

 3条と4条の仲通りを行くと、16丁目の北角に「親鸞聖人像」が建っていました。
 屋上に、拝殿があるのも珍しいものです。


 
         叡福寺 社殿                屋上に拝殿               青銅の親鸞聖人像


 「法王禅寺」 旭川市5条22丁目

 一見幼稚園風で簡素な境内ですが、拝殿の左側に石仏群がありました。
 拝殿裏の舎利殿前には、一体の狛犬が控えていました。


 
         寺院門と社殿                馬頭観世音像               同 拡大画像
                            大正七年(1918) 造立 
 
            石仏群                 同 地蔵菩薩像              同 地蔵菩薩像 
                            昭和四十五年(1970) 造立          大正十二年(1923) 造立
 
         同 地蔵菩薩像              同 地蔵菩薩像              同 地蔵菩薩像    
       大正六年(1917) 造立           大正十年(1921) 造立          明治四十五年(1912) 造立
 
         同 地蔵菩薩像              同 地蔵菩薩像             同 三体の地蔵菩薩像 
        明治三十三年(1900) 造立         大正十二年(1923) 造立                    
 
         同 地蔵菩薩像              同 地蔵菩薩像 
      大正十一年(1917) 造立
 
           舎利殿         舎利殿前 吠え掛かりそうな和風獅子型狛犬


 「北鎮山洪岳寺」 旭川市9条17丁目

 牛朱別川に架かる境橋を目指して進むと、道路沿いの大きな「聖観音菩薩像」が目につきました。


 
          聖観世音菩薩像               社殿


 境橋から旭川のシンボル旭橋袂の常葉公園までの4.5Kmは、牛朱別川に架かる橋を散策しながらのウォーキングです。
 常盤公園では、恒例のラジオ体操でクールダウンをしました。
 朝の散策11Kmは、一寸厳しいところもありましたが、朝食がとても美味しく感じました。


 
           牛朱別川                   境橋                  新旭橋 
 
            新成橋                 日の出橋                 中央橋
 
         大雪山連峰                 永隆橋
 
           緑橋                  旭橋



  2007年06月15日(金) 05:00〜06:30 晴れ


 「北海道護国神社」 旭川市花咲町1丁目  

 北海道・樺太関係の戦没者等の国事殉難者を英霊として祀る「護国神社」に参拝しました。 私の叔父も祀られています。
 北海道に護国神社と名のつくものは、他に「札幌護国神社」「函館護国神社」「十勝護国神社」の3箇所があるようです。
 一之鳥居を潜ると、右側に六月の大祭で相撲大会に使用される土俵が見え、その奥には樺太・北海道池がありました。
 この池は、上から見下ろすと樺太・北海道の形をしているのだそうです。
 早朝なので、蓮の花が美しく開きかかっていました。
 左側には、交通安全祈願の「北鎮安全神社」があります。
 参道を進むと、石橋の袂に「樺太国境標石」が設置されていました。
 二之鳥居の先には、手水舎に据えられた見事な御手洗石が眼を惹きます。
 昭和16年夏大旱魃の時神居古潭の河底深く発見されたもので、重さ約4千貫(15屯) 「金剛」と銘されています。
 本殿は、総流れ造り・丹碧の塗装を施し全道の英霊の総祀社としての名実を兼備し、東北・北海道一といわれる境内の森厳
 さ 社殿の壮麗さには心を洗われました。


 
           神社名碑                明神型一之鳥居                土俵
 
       境内社 北鎮安全神社               同 社殿 
 
        樺太・北海道池                樺太国境標石
 
           石橋                明神型二之鳥居                  門 
 
            手水舎                同 御手洗石 金剛             境内より門を臨む
 
           本殿               本殿前 和風獅子型狛犬      昭和通り(国道40号線)側の明神型鳥居


 「興隆寺」 旭川市10条通8丁目  

 境内に、新たに「眼力稲荷大明神」が建てられていました。
 「旭川寺院 石仏巡り(1)」に掲載しています。



  2007年06月16日(土) 05:00〜07:00 晴れ

 約10Km近くのウォーキングのクールダウンを兼ねて、常盤公園にて朝のラジオ体操を終えた後、千鳥が池の小島にある
 「上川神社頓宮」に詣でました。

 
      公園入口 明神型一之鳥居              石橋              明神型二之鳥居と神社名碑
 
            拝殿               拝殿前 和風獅子型狛犬              水舎
                            昭和二年(1927) 造立                                  
 
            石燈篭                  十三層の石塔              同 石塔の側面


 「成田山真久寺」 旭川市5条4丁目   

 本堂の横手に小さなお堂があり、不動明王像など数体の石仏が安置されていました
 「旭川寺院 石仏巡り(1)」に掲載しています。



  2006年06月19日(火) 04:30〜06:00 晴れ


 「無量壽山教順院報恩寺」 旭川市金星町1−3−5

 今日は、旭川を流れる石狩川、忠別川、美瑛川、牛朱別川全てを散策しようと張り切りました。
 まずは、実家より1300Km先の3条1丁目まで西行し、突き当たる国道237号線を南に進みます。
 国道237号線の800m先 忠別川に架かる忠別橋を渡り、更に900m先の美瑛川の両神橋を一応渡りUターンして両神橋
 遊歩道にでました。
 忠別川・美瑛川両川の接点をV字に折り返す1600mの遊歩道を、朝日を浴びながら無心に歩み忠別橋に戻りました。
 更に国道237号線を北上し、1700m先の石狩川に架かる新橋を渡り、石狩川の上流金星橋まで1700mの散策を楽しみ
 ました。
 新橋〜旭橋間の河畔は、リヘライン旭川パークドリームランドとなっていて、パークゴルフのコースが設定されおり、
 早朝から何組かの愛好者が楽しんでいました。
 旭橋から1つ目の大きな橋 金星橋は拡張工事中のため、脇の歩行者用橋を渡りました。
 市内に通ずる永隆橋通りに沿って南に進むと、700mさきに石狩川と牛朱別川に挟まれた感じで市立旭川病院が建ってお
 り、通りの前に幼稚園と同居している「報恩寺」がありました。
 牛朱別川に架かる緑橋を渡り、900m先の常盤公園に出てクールダウンのラジオ体操に間に合いました。

 
      忠別川に架かる忠別橋            美瑛川に架かる両神橋            石狩川に架かる新橋
 
   リヘライン旭川パークドリームランド           工事中の金星橋            牛朱別川に架かる緑橋
 
      常盤公園でのラジオ体操

 報恩寺の寺院門の右手には、石仏群があり屋根が架かっていました。


 
            寺院門                   本堂                    百度石
 
            石仏群                同 拡大画像
 
        同 地蔵菩薩像2体              同 観音像            同 如意輪観音像と地蔵菩薩像
 
         同 地蔵菩薩像        同 一石に彫られた2地蔵・小僧・幼児像



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